さて
キン肉マン 265話 ですが
スグル VS パイレートマン の
お互いにわかり合うための
本気の勝負が始まりました。
カナディアンマン戦では
積極的な攻撃は見せずに
カナディアンマンに持てる力を
120%出させた上で
あっさりとこれを一蹴して
勝利してしまったので
パイレートマンの引き出しが
ほとんどわかりませんでしたが
スグル戦では打って変わって
スピード感のある展開に
なっています。
そして
破格の8000万パワーに加え
ジャケットから繰り出される
ギミックで
本気モードのスグルの技を
ことごとく返し
全く寄せ付けません。
さらに パイレートマン は
マグネットパワー的な力も
備えているようですが
そんなパワーは
使わないことを宣言し
スグルに対し
ストロングスタイルの勝負 を
望みます。
彼らオメガの民の目的が
1.マグネットパワーの入手。
2.火事場のクソ力の入手。
3.神々への復讐。
にあるようなので
ここは相手が
火事場のクソ力の権化でもある
スグル ということもあり
本物の “ 火事場のクソ力 ” が
どういったものなのか
見極めたいということで
そちらを優先して
マグネットパワーを
敢えて封印したとも考えられますが
やはり
中途半端で邪道な
マグネットパワーを使ってまで
勝ちたくはないとして
マグネットパワーを使わないと
宣言したのではないでしょうか。
パイレートマンの
これまでの言動は
筋の通った発言ですし
敵ながら
かなりの人格者のように映ります。
マリキータマン が “ 柔 ” ならば
パイレートマン は “ 剛 ”
といったところでしょう。
神である フェニックス は
王位争奪戦では
小細工が多く
器の小ささを感じましたが
真の力勝負を挑む
パイレートマンたちには
“ 気高さ ” を感じますし
サタンと手を結んでいるとはいえ
その スピリット は
下賎な ネプチューンキング などでは
到底及ばない
“ 崇高なる完璧超人 ”
そのものと感じます。
パイレートマン
ジワジワ来ていて
退場させるには
惜しいキャラになってきましたよね!
そういえば
パイレートマン は
カナディアンマン戦で
吾輩は
掠奪を生業とする
海賊の血を引く超人で
海賊の名において
試合では常に相手の
最も大事な宝を
奪い取ってきた。
と言っています。
カナディアンマン 戦では
“ 誇り ” を奪い取るという
あまりにも抽象的すぎて
海賊キャラが
拍子抜けしてしまいましたが
今回は
掠奪するものが具体的で
ハッキリと宣言しているので
海賊超人のキャラも立ってきて
その真骨頂を見せてくれることでしょう。
スグル は
“ 海賊 ” パイレートマン に
最も大事な宝である
“ 火事場のクソ力 ” を
掠奪されてしまうのか !?
この先は
再来週以降の解き明かしを
楽しみに待ちましょう。
以上
読んでいただき
ありがとうございました。