えかきのまどや雑記帳

キン肉マン,映画,特撮,動物など趣味の雑記帳です。

マリキータマンは何者なのか?- 仏教から見る「キン肉マン」の考察

オメガ六鎗客の一人である
マリキータマンは
キン肉マンゼブラを破るほどの
強者であることは
誰もが認めるところです。


現在行われている
キン肉マンソルジャー
ブロッケンJr.
フルメタルジャケッツ
VS
メガマン・アリステラ
マリキータマン
オメガ・グロリアス ですが


今のところ
マリキータマンは
特に目立った活躍もなく
影が薄いように感じます。
そこで
マリキータマンは実はスパイで
サタンと裏で結託しているのではないか?
などと
色々な憶測を呼んでいるところです。


その様な先入観で見てしまうのか?
マリキータマンの言動についても
どうも怪しい。とか
パイレートマンなら
アリステラ対して
こんなこと言うはずがない。
やはり,サタンが絡んでいるのか?
といった
バイアスが掛かってしまうこともあり
ますます何者なのか
謎が深まるばかりです。


この マリキータマン ですが
これまでの
カレクックとゼブラ戦を見ると
姿と技のギミック的なところ
昆虫の “ テントウムシ
由来するところがありますが
精神面 
言動などを見る限り
“ 天道 ”
由来するのではないかと思われます。


“ 天道 ” とは
仏教の “ 六道 ”(六趣) の一つであり
“ 六道 ” とは
生きとし生けるものが
死後に転生する世界で
天道,人道,阿修羅道
畜生道,餓鬼道,地獄道
6種類の世界 があるといわれています。

 

仏教思想の “ 輪廻転生 ” という
生まれ変わりを繰り返す考え方では
六道のうち
いずれかの世界に転生するとされます。

 

どの世界に転生するのかは
前世の “ 業 ”(ごう)による
とされていて

 

“ 善 ” を行えば
善業の等級の良い順に
天道,人道,阿修羅道 へと
転生します。
これら三つの世界を
三善趣 とも呼びます。

 

これに対して
悪業の結果は
三悪趣 とも呼ばれる
(等級の良い順から)
畜生道,餓鬼道,地獄道 へと
転生するといいます。

 

では
永久に輪廻転生を繰り返し
そこから抜け出すことは
できないのかというと
そうではありません。

 

輪廻 “ 苦 ” であるとみなし
“ 苦 ” とは
「 思い通りにならない 」ことを
意味します。

 

この “ 苦 ” を克服すること
“ 解脱 ” といい
その行先は “ 涅槃 ” となります。

 

つまり
“ 苦 ” を乗り越え
“ 解脱 ” して
“ 涅槃 ” に至ることが
仏教の焦点であり
最終目標でもあるといえます。


このことを踏まえて考察すると

 

天道は六道中
最上位に位置する世界であり
「天」とは神のことで
ここは神の住む世界であります。

 

マリキータマン
天道を司る超人であり
あるいは「あった」のかは
わかりませんが
いずれにせよ
神に近い存在であり
完璧超人始祖のレベルにあるとも
考えられます。

 

しかし
“ 天道 ” といえども
“ 解脱 ” をしていない以上は
“ 輪廻転生 ” により
“ 業 ” によっては
下層の世界にに転生してしまうことも
あります。

 

つまり
マリキータマン
元々は完璧超人か
または始祖であったが
“ 業 ” によって
その地位から外されて
オメガに流されたとも考えられます。

 

だから
アリステラをはじめ
他の六鎗客とともに
ザ・マンへの恨み
そして復讐のために
オメガよりやって来たのでは
ないでしょうか。

 

そのように考えれば
ゼブラを一蹴するほどの
強さであることに合点がいきます。


では
ザ・マンへの復讐について
迷っているように見える
アリステラに対し
改心することを阻止するかのような
発言とも思える場面がありますが

 
パイレートマンならば
この様なことは言うはずがない!
やはり
マリキータマンは何かおかしい !?


この場面について
パイレートマンは
スグルの慈悲のパワーにより感化され
また
アリステラは
ソルジャーのパワーによって
感化されつつあります。
さらに
ルナイトは
最終的に死を選びましたが
ウルフマンの救いの手によって
心を動かされる場面がありました。


しかし
マリキータマン 
その様な
“ 慈悲の心 ” に
触れていませんので
未だ感化されてはいなく
発光現象もありません。

 

したがって
“ 打倒! ザ・マン ” を貫いているため
心が動いているアリステラに対し
本来の目的を諭したのではないか
と考えられます。


仏教思想 では
仏道精進を妨げるもの
“ 悪 ” といい
十ある悪のうちの一つに
瞋恚(しんい,しんに)があります。

 

瞋恚とは
怒り・憎むことです。

 

ちなみに
「 怒り 」 は英語では「 anger 」ですが
「 anger 」は
古ノルド語「 angr 」が 語源 
「 angr 」には
「悲しみ」という意味があります。

 

つまり
「 悲しみ 」という心の動きが
「 怒り 」の心を生じるということです。

 

カレクック 
その辺りを体現してますよね。

 

仏教的なフィルターを通してみると
カレクックをはじめとする
残虐超人の背景にある
外伝的ストーリーは
短編ですが
なかなか深いものがあります。

 

ということで
アリステラマリキータマン
ザ・マンに対して
「 怒り 」の感情を捨てなければ
この試合の勝利はおろか
彼らがさらに苦しみ
そして転落することは必至です。

 

この先,彼らは
一蓮托生で同じ道を歩むのか。

 

あるいは
アタルたちによって感化された
アリステラのみが救われ
マリキータマンのみ
転落の道を進むのか。

 

ストーリー的には
後者のほうが
今後の展開がつながりやすいような
感じがありますが・・・。

 


それは
次回以降の解き明かしに
期待しましょう。

 


以上
読んでいただき
ありがとうございました。