えかきのまどや 雑記帳

動物関係,本,映画など 趣味の雑記帳です。

映画 『獣人雪男』 ストーリー 

f:id:agentaki007:20170404111322j:plain

この物語は
雨が降る中
駅舎で汽車を待つ
東亜大学山岳部のグループが
山岳地帯の秘境で遭遇した
事件について
取材に訪れた新聞記者に
その内容を回想しながら
語る場面から始まる。


正月の休暇中
大学山岳部の5人は
銀世界に囲まれた冬の山に登り
スキーで軽快に滑降していた。

 

 f:id:agentaki007:20170405090122j:plain

 

その後
二手に分かれて
飯島(宝田明:演)のグループ3人は
先に山小屋に到着した。
管理人の松井(瀬良明:演)の話では
もう少したつと
山が荒れるとの予報である。

 

3人は分かれた武野と梶の身を案じて
連絡を取るが全くつながらない。

 

そこへ
地元の娘チカ(根岸明美:演)が
休ませてくれと小屋へ来た。
チカによれば
雪崩が起きるとのことである。

自然と共存しながら
暮らしている彼女の勘に
間違いはない。

 

f:id:agentaki007:20170405090121j:plain

 

2人のことを心配していると
電話が鳴った。

 

電話に出ると叫び声と銃声。
ただ事ではなさそうだ。

 

翌日捜索に行くと
武野と梶の2人が向かった
山小屋の主人が殺されている。
即死状態だ。
小屋を操作すると
道子(河内桃子:演)たちは
梶の所持品を見つけた。

 

そして
見たこともないような
大きな動物の足跡と
獣のような毛が見つかる。

 

その時そとから捜索隊の声がした。
行方不明の1人である梶が
遺体で発見されたのである。

 

捜索隊は引き続き
もう1人の武野を探すが
冬の山では捜索が困難を極め
春の雪解けを待って
再び捜索することにした。

 

春になり
再び山岳部員たちは
行方不明の武野を探しに
事件のあった山へ戻って来た。
また今回は
謎の動物解明のために
動物学者の小泉博士(中村伸郎:演)も
同行した。

 

しかしそこには
博士と山岳部の一行以外にも
悪徳動物ブローカーの
大場(小杉義男:演)のグループが
雪男を生け捕りにし
見世物にする目的で
この山に来ていた。

 

捜索は難航。
明日はガラン谷を捜索すると
博士が言うと
ガイドが
あそこへ入った者で
生きて出られた者はいないと
ガラン谷の沢へ入ることを拒み
2人のガイドは谷を前にし
引き返してしまうが
山岳部一行は
捜索を続けることを
決定する。

 

その夜
テントで寝ている道子に
雪男が近づいた。
道子が悲鳴を上げたため
雪男は逃げるが
飯島がその後を追う。

 

雪男を見失った飯島は
大場たちと出くわし
捕まって暴行を受け
崖から突き落とされてしまう。

 

飯島が目を覚ますと
小屋に運ばれていた。

 

冬に山小屋で出会った
地元の娘チカに
助けられていたのだ。

 

f:id:agentaki007:20170405090120j:plain

 

しかし
チカの村は
地図にも載っていない閉鎖的な村で
僅か四,五十人ほどの
村人たちは
雪男を谷の主と崇め
共存している。

 

雪男を捕獲せんとする外部の者に
谷の主と崇める雪男が
連れ去られたならば
冬場の食料の調達が困難となり
村の生活が立ち行かなくなることを
危惧する。


また雪男の秘密を守るため
よそ者を入れないことが
村の掟である。

 

爺様(高堂國典:演)と呼ばれる
村の長老の命令で
チカが
雪男に供物を持って行っている間に
村人たちは
飯島を捕らえて崖に吊るしてしまう。

 

飯島の行方を心配して探しに行った
チカは大場たちと出会う。

 

大場は飯島の仲間と偽り
飯島に会わす代わりに
雪男の居場所を教えろと言って
チカを騙し
雪男の棲み家を聞き出した。

 

崖に吊るされ
今にも鳥の餌食になりそうな飯島。
その時ロープを
軽々と引き上げる者がいた。
何と雪男だ。

 

f:id:agentaki007:20170404111317j:plain

 

雪男は飯島のロープを解いた後
飯島には興味を示さずに
立ち去っていく。

 

f:id:agentaki007:20170404111314j:plain

 

一方
雪男の棲み家を聞き出した
大場たちは
雪男を待ち伏せして罠をかけて
子供の雪男に続いて
大人の雪男を捕らえた。
しかし
大人の雪男の大場たちとが
格闘している間に
子供の雪男に逃げられる。

 

f:id:agentaki007:20170405090151j:plain

 

大場たちは
大人の雪男を薬で眠らせて運ぶ途中で
それを阻止しようとした
村の爺様を撃った。
それから
雪男をトラックに乗せて
運搬中のところ
逃げ延びた子供の雪男が
トラックに飛び乗り
大人の雪男を助けようと
目を覚まさせた。

 

目を覚ました大人の雪男は
大場の仲間を倒し
檻を曲げて脱出すると
怪力でトラックを持ち上げ
谷底に投げる。

 

残った大場も銃で反撃する。


その時
弾丸が子供の雪男を貫き
子供の雪男は死んでしまう。

 

 f:id:agentaki007:20170420070019j:plain

 

怒り狂った大人の雪男は
大場を持ち上げて谷底へ落とした。

 

雪男の怒りはこれだけに収まらず

チカの村を壊滅させる。

 

f:id:agentaki007:20170404111319j:plain

 

そして

山岳部のグループにも手をかけて
道子をさらい洞窟に潜り込む。

 

雪男を追いかける山岳部のグループも
村でただ一人生き残ったチカと合流し
洞窟に入っていく。

 

洞窟を進むと
行方不明の武野の骨が
横たわっていた。

 

そばには手帳が置いてあり
武野が雪崩に遭遇した後の
経緯が記されていた。

 

飯島は手帳を手にして読むと
武野は以外にも
雪男に助けられて
洞窟の奥に寝かされ
食料を運んでもらっていた。

 

雪男の介抱も及ばず
武野は生き延びる力も
僅かであることを悟り
死ぬ前に手帳に書き残したのだ。

 

雪男は凶暴ではなく
飯島の命をを救い
武野を救おうとした
温かい心の持ち主であった。

 

博士たちがさらに洞窟の奥に進むと
そこで見たものは
悪徳興行師の大場により
凶弾に倒れた子供の雪男。
そして
今までに死んだ雪男たちの骨と
傍らに生える
ベニテンングタケという
毒キノコを発見する。

 

博士いわく
雪男族はこの毒キノコを
食べたために皆死んでしまい
偶然に毒キノコを食べなかった
大人と子供の
2人の雪男のみが生き残った。
そして
雪男が孤独の寂しさに耐えかねて
仲間を求めて
人里にさまよい出てきた。
その時に凶暴になり
山小屋を襲ったのではないかと
推測する。

 

一行が見上げると
道子を抱えた雪男がいた。

 

逃げる雪男を
チカの案内で追っていくと
洞窟は行き止まりになっていて
そこは山の噴火口とつながっていた。

 

噴火口に落とすぞとばかりに
道子を持ち上げ威嚇する雪男に
銃を発砲する山岳部員を
博士や飯島が制止する。

 

そして飯島が
一人で雪男に向かうと言い出す。

 

しかし
チカが自ら飯島のために代わって
雪男に向かうと言い出して
崖を登って行く。

 

チカが山刀を抜き雪男に向かうと
雪男は道子をその場に置き
切りかかるチカの腕を押さえた。

 

その隙に
道子の弟の信介(笠原健司:演)が
雪男に発砲した。

 

最後の1人となってしまった雪男。
そして
村の中でただ1人生き残ったチカ。

 

撃たれた雪男はチカを抱え込み
チカもろとも噴火口に落ちて行った。

 

f:id:agentaki007:20170404111312j:plain

 

この事件についての
一連の話しが終わったとき
ちょうど汽車が到着し
雨もあがっていた。
そして
一行は現地を後にして
駅舎から出て行くのであった。

 

~ 終 ~

 

~ 参考文献 ~

◇ 映画 『 獣人雪男 』 制作・配給:東宝
 /  公開日:1955年8月14日

 

◇ 獣人雪男 - Half Human
本多猪四郎
ゴジラを生んだ映画監督オフィシャルサイト

http://www.ishirohonda.com/works/195508-yuki/195508-yuki.shtml

(アクセス日:2017年4月4日)

 

◇ 獣人雪男
- 日本の映画情報を検索
- 日本映画情報システム
文化庁

https://www.japanese-cinema-db.jp/Details?id=5775

(アクセス日:2017年4月4日)

 

◇ 獣人雪男
東宝 WEB SITE - 資料室

http://toho.co.jp/library/system/movies/?173

(アクセス日:2017年4月4日)

 

◇ 闇に消えた「放送禁止映像」を大追跡!(1)
- <宝田明・獣人雪男>初代「ゴジラ」の主役が
- “唯一の封印作”を初激白
- アサ芸プラス

http://www.asagei.com/excerpt/70164

(アクセス日:2017年4月4日)

 

ゴジラ (ちくま文庫)

ゴジラ (ちくま文庫)

 
東宝特撮映画全史

東宝特撮映画全史

 
東宝特撮怪獣映画大鑑 増補版

東宝特撮怪獣映画大鑑 増補版

 

以上

読んでいただき
ありがとうございました。