さて
キン肉マン 267話 ですが
ウルフマンの一喝により
友情パワーを覚醒させた
スグルが
連続関節技で
流れを引き戻し
カナディアンマンの
勇姿の痕跡ともいえる
パイレートマンの胸につけた
傷痕を標的に放った
48の殺人技の一つ
フライングパンチが
光の矢となって
突き刺さろうとしています。
しかし
何と!
スグルが全身全霊を込めて打ち込んだ
火事場のクソ力を
パイレートマンに
受け止められてしまいます。
掠奪を生業とする
パイレートマンだけに
火事場のクソ力も
奪われてしまうと思いきや
彼が求めていたほど
奪う価値も無い力であると
判断されてしまったようです。
これまでのキン肉マンでは
悪魔将軍ことゴールドマンですら
破ることができなかったほど
強大なパワーの
火事場のクソ力でした。
このパワーを持つ
スグルを破るには
ミキサー大帝のように
パワーを分離すること。
つまり
火事場のクソ力を奪うことにより
勝つことができたので
パイレートマンも
その筋で行くんだろうと
単純に想像していましたが
ストレートに
力で破られるとはね・・・!
まあ
この段階にきて
数値的なはったりだけでなく
実質的にも
“ 少し骨のあるやつ ” が
出た来たんでしょう。
ところで
話がだいぶ飛びますが
“ ラーメンマン的な台詞 ” って
悪魔超人や完璧超人はもちろん
他の正義超人に当てはめても
あまり違和感は感じないんだけど
スグルには
全くマッチしないんですよね。
同じ正義超人なんだけど
スグル と ラーメンマン は
キャラ的に全く対局にあるような
気がします。
だから
同類の
テリーマン は
キン肉マンの中のみで成り立つキャラで
あくまでも
スグルのパートナーであって
その地位からは抜けられず
精々独立しても
キン肉マンの番外編程度でしょう。
しかし
ラーメンマン は
キン肉マンと真逆なキャラだけど
タッグを組んでも噛み合うし
個々に引き立たせても
それぞれが引き立つことが可能な
キャラであると思います。
究極は
独立させて一本立ちしても
十分に仕事ができるから
「 闘将 !! 拉麺男 」が
成功したんでしょう。
これを
漫画家の関係でいうと
キン肉マンとテリーマンの関係 は
ゆでたまご 先生 でしょうかね !?
どっちがキン肉マンで
どっちがテリーマン
ということではなくね。
一方
キン肉マンとラーメンマンの関係 は
藤子不二雄 先生 といった
ところでしょうか !?
閑話休題。
それにしても
パイレートマンなかなかです!
仮にここで
火事場のクソ力を
受け止めきれなければ
負けてしまうような
気がしますが
そこは
火事場のクソ力を掠奪し
さらに覚醒して勝利する
計算だったんでしょうかね !?
パイレートマン は
なかなかの人格者と見受けられ
奪取した火事場のクソ力を
自分のためだけでなく
オメガの民を救うために
使用するということですから
単なる盗賊ではなく
“ 怪傑ゾロ ” のような
“ 義賊 ” で
大海賊にして真の紳士 といった
雰囲気がますますしてきます。
個人的には
マンモスマンよりも
好きなキャラになってきました。
さて問題はこの先です!
火事場のクソ力が破られたのは
一時的であって
まだ覚醒しきっていないのか?
あるいは
今のスグルの力では
パイレートマンに
勝つことはできないので
ここは一旦負けて退き
新たなパワーを身に着けて
再度挑むのか !?
そうすれば
パイレートマンも
ここで退場にはならないので
いいのかなとも思いますが・・・。
そんな素人考えを
嘲笑うかのような
アッと驚く展開に
なるのかもしれません。
それは
次回以降の解き明かしを
楽しみに待ちましょう。
以上
読んでいただき
ありがとうございました。