さて
キン肉マン 251話 ですが
前回からの流れで
ギヤマスター が
アンティキティラ
ビーフケークプロセッサ なる
長い名前ですが
いわゆる
ジェノサイドギヤを逆回転させた技で
ビッグボディを頭から
潰しにかかります。
しかし
ビッグボディの頭 は
ベンキマン の
エラードオブジェのように硬く
ジェノサイドギヤでは潰し切れず
ビッグボディに頭を引き抜かれます。
そして
ビッグボディ が反撃に転じ
ハイジャックバックブリーカー で
吊り上げました。
この ハイジャックバックブリーカー は
グラン浜田 や マッハ隼人 といった
ルチャのレスラーも
つなぎ技で度々用いましたが
やはり
ドン・レオ・ジョナサンなどの
大型のレスラーが決めると
迫力がありますよね!
そしてこのギヤマスター戦は
ギヤマスター に
技の広がりが期待できないので
試合中にはレスリング以外の
他の情報も盛り込んで
話をつないで行くといった
構成にするのがベターかと
思います。
前ステージの
アンティキティラの
オーパーツの話然り。
また
前回の 軒轅鏡(星)の話。
そして今回は
これまでの謎が
徐々に解き明かされて行きました。
実は オメガの民 は
王族として
地球に君臨するはずでしたが
完璧超人始祖の侵略により
その地位を奪われ
地球を追われたとのことです。
ここで
ジャスティスマン の登場に
合点がいくわけです。
侵略を行った当事者ですものね―。
その後の長い時を経て
ピサロ率いるスペイン軍の侵攻があり
ベンキマンたちの奮闘もむなしく
インカ帝国が制圧された
超人史があるわけです。
つまり ギヤマスター が
前ステージで
ベンキマン の インカ史 の話など
“ 歴史が浅い ” としたのも
納得がいきますね!
まあこういった
戦争や侵略 は
超人も人間も太古から
繰り返してきたことで
動物全体の営みを含めて
このような争いを
経てきたからこそ
今の発展があるわけですから
敗れた側の恨みや悲哀感はありますが
勝者に正統性がある
ということです。
そして
完璧超人始祖 の
大半が去ったところで
満を持して
侵攻してきたオメガの民を
4人の王子とスグルは
これを食い止めて
これまでに築き上げてきた
現在の超人の体制を
維持することができるのか?
今後に期待です。
ところで
完璧超人始祖 の登場で
オメガの民が太古に彼らと
争っていたとなれば
話がずいぶんと
大きくなってきました。
完璧超人始祖に敗れたとはいえ
地球に君臨する王族だった
過去の地位を鑑みれば
ティーパックマンや
カナディアンマンが
彼らに勝つのは
難しかったのかな !? と思います。
そして
カナディアンマンたちが
前ステージで “ 捲土重来 ” と
意気込んでいましたが
“ 捲土重来 ” は
実はオメガの民たちの旗印でも
あったわけですね !!
それにしても
この 完璧超人始祖の侵略 を
知った上で振り返ると
悪魔騎士たちは
よく勝てたよな―。
( 特に “ ジャンクマン ” ね。)
と,改めて感心します。
これを踏まえれば
4王子の誰かが敗れることがあれば
悪魔騎士 > 邪悪の神
といった構図になりかねないので
何かありそうな
アリステラの場合を除けば
王子たちが
順当に勝っていくんでしょう。
話をギヤマスターたちの戦いに戻して。
ギヤマスター が
たとえ自分を倒しても
ギヤを壊すことは不可能といいます。
意味深長な発言ですが
これは
何か
オメガの民のからくりがあるのか?
あるいは
ギヤマスターの
プライドと意気込みを
意味するだけの発言なのか?
興味を引くところです。
まあ
これ程の頑丈なギヤならば
便器で流された程度では
ビクともしないのは当然でしょう。
しかし
ビッグボディは
この壊れぬギヤを
破壊する方法を見い出したようです。
そして最後の煽り。
乾坤一擲!
我が “ 強力 ” に迷いなし !!
と,あります。
つまり・・・
とかくこの世は 一天地六
命ぎりぎり 勝負をかける!
そして・・・
仕掛けて仕損じなし!
的な意味。
必殺シリーズ を
連想してしまうんですが…。
ということで
次回の
ビッグボディの “ 大博打 ” に
注目しましょう。
以上
読んでいただき
ありがとうございました。