さあ
今年最初の
キン肉マン 231話 ですが
カレクック
残虐ファイトで
マリキータマンを追い込み
善戦しましたが
残念ながら
前の3人同様
惨殺されてしまいました。
正義の五本鎗は
未だ勝利なく4連敗です。
下馬評通りの結果ではありますが
スグル達が到着したので
友情パワーで逆転の
期待もありましたが
カレクック は
友情パワーを封印したまま
残虐超人のプライドを貫徹して
散っていきました。
でも
カレクック が友情パワーを
封印までして敗れ去り。
マリキータマンも
事実上任務遂行に失敗して。
アリステラたちには
友情パワーの発動の謎が解けないまま。
次週で スグル が
“ 許せん ” とか言って
“ ボワッ ” とクソ力の炎 を
自然に出しちゃったところ。
アリステラたちに
「 おお,この力か 」って
あっさりと謎を解く鍵が
わかっちゃたら。
それこそカレクックは
犬死同然ですよね。
だけど
スグルならアリかな!
なんて思うんですよね―。
カレクック については
今回の話の最後に
「次回,カレクック,力尽きて…!?」
と “ !? ” がついているので
逆転の希望もありそうですが
マリキータマン の最後の台詞。
「介錯つかまつる!!」
つまり
次週,いきなりゴングで
カレクック は
言葉を発することもなく
即死の状態ということでしょう。
これは
マリキータマン に
天道羽根抜刀 で 介錯 された
ということは
まあ通常ならば
介錯 は斬首なんですが
斬られる者の苦痛などを
軽減するために
一刀で即死させることが
一流の介錯人です。
仕損じて息を残すような
介錯人ならば腕がよくありません。
マリキータマン は
相手の肉体はおろか
心までも切り裂いてしまうような
猛者ですので
一刀で介錯するのは当然ですから
カレクックの息はもうない
と考えるのが妥当でしょうね。
ところで
カレクック ですが
追い込んだ割には
意外とあっさり負けちゃいました。
せめて
アトランティス のような粘りで
最後に魅せて
引き分けに持ち込んでくれると
期待したんですが・・・。
無念というか
ベンキマン戦といい
何かこの―
すっきりしない部分が
あるんですよね―。
このステージにおける
ゆで先生のスタンス は
捲土重来とは言っているものの
ティーパックマン
ベンキマン
これらを見ると
敗北した際に
汗や血の流れで
涙を流しているように
描写されたコマを
クローズアップさせているのが
特徴的です。
この印象的な魅せ方って
『 無敵超人ザンボット3 』 の
最終回で
ザンボ・エースが
宇宙から帰還する際に
海へ落下したので
その顔は海水で濡れているため
ロボットの ザンボ・エース が
涙を流しているように見える描写に
似てますよね。
親族や友人のほとんどを失った
悲しみと
今まで神ファミリーに対し
嫌悪感を抱いていた地球人が
最後に
暖かく受入れてくれたことへの感動。
そして今までの戦いは何だったのか
という空しさなどが混ざり合った
感情表現を
ロボットの涙で
見事に表現した感動的なラストが
強烈に記憶に残った作品でした。
このオマージュかとも思える
ベンキマン達の涙の表現。
そして
今回の カレクック戦 は
ダマシ,ニセモノ といった
言葉が飛び交った試合でしたが
カレクック が流した涙 は
本物 でした。
このように見ると
今回のステージでの
ゆで先生のスタンス は
『 無敵超人ザンボット3 』 や
『 伝説巨神イデオン 』 で
印象づけた
“ 皆殺しの富野 ” ならぬ
“ 皆殺しのゆで ” のスタンスで
描いてるような気がするんですよね。
今回のカレクック惨殺で
ますますそれを強く感じました。
次回はおそらく
スグルとアリステラのやり取りに
なるでしょう。
そして次に控える ウルフマン。
さて,どう戦ってくれるかのう?
とにかく
来週を待ちましょう。
以上
読んでいただき
ありがとうございました。