★ のまどや 雑記帖 ★

* 特撮,映画,キン肉マン,動物など,趣味の雑記帖 *

神々しき超人ベンキマン!

さて
今週のキン肉マン 225話 ですが

 

毎年恒例の
ユーキャン新語・流行語大賞
うんこ漢字ドリル
今年ノミネートされました。

 

この漢字ドリルの
例文一つ一つを見れば
おふざけのように感じますが

 

全体のコンセプトは
至って真面目です。


それで
今行われている
ベンキマン
VS
ギヤマスター

 

この試合も
うんこ漢字ドリル
概念と似ていて

 

漫画の一コマ一コマを見ると
ギャグマンガのような
ところもありますが

 

一方で
寡黙で誠実な “ 正義のヒーロー ”
ベンキマン
神々しく描かれていて

 

話の内容も
“ 友情パワー ” を軸にした
オーソドックスなヒーローものの
定石どおりになっています。

 

この
硬軟の使い分けを違和感なく自然に
ミックスさせて描かれているところが
絶妙なんですね―。

 

この試合の以外で
キャラクター的に
硬軟の使い分けが成立しそうなのは
“ カレクック ”  かと思います。

 

話をベンキマンの試合に移すと

 

ギヤマスター曰く
この試合において
オメガ・ケンタウルス星団から
やって来たとされる六鎗客
実は元々地球人
遥か大昔に地球に遺した
大事な忘れ物を取りに
還ってきたとのことです。

 

そして ベンキマン 
反撃に出たギヤマスターを
再び “ クソぢから ” を発動して
フェイバリット・ホールド
アリダンゴ からの
ベンキ流し
ギヤマスターを
流してしまいました。

 


その,流したところで
話は再来週に持ち越しと
なりましたが

 

ギヤマスターが
再度復活して来るんでしょうか !?


まあ
話全体としては
六鎗客が
どういった忘れ物を取りに
地球に還ってきたのか。
という謎。

 

そして
“ 火事場のクソぢから ”
侮れない。
といったテーマが出たことで
ある程度進んだかな!
と思います。


個別の試合を見ても
ベンキマンの技も出つくしたし。
ギヤマスターも
これ以上はないでしょう―。


ただ
ギヤマスターの
金属ボディーで
便器が壊されないのか。

 

それと
ギヤマスター
パンツはいてますよね・・・。

 

といった懸念がありますが

 

以前,ベンキマン
陶磁器か大理石か
材質はわかりませんが
タイルマンを流してます。
それに
ドラム缶ボディーの
オイルマンも流すつもりだったしね。

 

だから
硬質のものでも
大丈夫なんじゃないかな―。

 

それから
ヒガンテマンを流しても
戻ってこなかったし…。


仮にギヤマスターが
また復活してきたとしても
今後の展開上
メリットがないような気がします。

 

また
アリステラ 
「この試合は最後までわからない」
といって
ギヤマスターの負け
ある程度悟ってるところもあり

 

何より最後の
ベンキマン 
英雄のようなカット を見れば
逆転される必要もないでしょう。

 

だからもう
試合終了で
いいんじゃないかな―。

 


あとそれから
ベンキマン の頭の
エラードオブジェ
意外と硬いということです。

 

前々回で
ベンキマンが
エラードスピンにより
頭突きを見舞ってます。

 

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この 頭突きによって
ギヤマスター
金属の顔面 
傷つけているところを見ると

 

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なるほど
エラードオブジェが硬い という
伏線になってるんですね。

 

それはそうと
エラードオブジェの乗っていない
ベンキマンの顔って

  

アイスラッガーを飛ばしたときの
ウルトラセブン のようで
なんか物足りなくて
違和感があったんですが

 

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よくよく見ると
お地蔵様
もしくは
悟りを開いた高僧 のようで
頭脳派冷静沈着
ベンキマン 
キャラも重なって
崇高さが漂ってくるんです。

 

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お地蔵様
道祖神であり
「 子供の守り神 」ですが
外伝では
ヒガンテマンに虐げられていた
子供を助けた正義の超人として
描かれています。

 

このあたりも
ねらいの一つで

 

汚物を司り
それを洗い流す超人の
真は
魔物から救い
苦悩している者を救う
菩薩の姿であるといった

 

一見真逆に見えるものでも
実は一体であるという
哲学的発想


あるいは
泥の中に咲く " 蓮の花 "
枯木の中から出てくる " 玉虫 "
といった


汚い物の中から誕生する
美しく綺麗なもの。
あるいは
汚れた物の中にあっても
それらに汚染されることなく
清く美しくあるもの として
仏様に重ね合わせた
仏教的思想が根本的にあって

 

だから
最後のカット 
英雄のように描かれて
神々しく見えるように感じられ

 

また
そのギャップが
シュールで面白い
ということなんだろう
と思います。


まだ
この試合は終っていませんが

 

ベンキマンに続き
次か,その次に来る

 

これまた
コミカルでありつつ
残虐超人であるという
哲学的思想のありそうな
高遠な超人
“ カレクック ” の試合に
大いに期待してます。

 

来週のキン肉マン
お休みなので
退屈な週になりますが

 

ゆで先生の
今後の描き方に注目です!

 

再来週のキン肉マン
期待しましょう。

 


以上
読んでいただき
ありがとうございました。