WBC 2次リーグも3連勝した日本。
見ている方も緊張してしまうような
ピリピリした
手に汗握る試合展開でした。
それと
TBS および テレビ朝日とも
解説がよかった。
視聴者を啓蒙し
わかりやすい解説で
観戦を手伝うものであったと
思います。
古い話になりますが
30年以上前って
球団や選抜チームが来日して
日本と試合しても
力の差がありすぎて
日本が大差をつけられて
ボロ負けてましたよね。
でも今はそう簡単に負けない。
というか勝ってしまうほど
強くなってます。
おそらく
技術面や体力面の向上は
あると思います。
でも向上したとはいえ
個人レベルで見ると
“ イチロー ” は
生物学的にいう “ 突然変異 ”
として例外扱いして・・・。
5年間以上メジャー契約した
野手の日本人選手って
7人いないですよね。
また
野球が盛んな外国のレベルも
同じように向上しているでしょう。
でも
日本のチームが
勝っている理由 は
情報力,投手起用,作戦
にあると思います。
僕は野球に関しては
ど素人なので
打撃,投球,守備 等の技術面に
関しては全くわかりませんが
情報収集に関しては
心得がありますので
どうしても
そちらの視点で見てしまいます。
投手起用 については
以前の日本チームで
素人目から見ても
明らかにおかしな起用がありましたが
今回は
投手起用を知り尽くした
権藤博 コーチ が就任しました。
やはり気合いだけでは
勝ち続けられないでしょうね。
そして
『 小久保 監督が
「 現役コーチの入閣 」を要請 』 し
『 今村社長が
「 現役のスコアラー,コーチ
( 入閣 )をこれからも
お願いしていくという話があった。
それが世界に勝つことだと
強調されていた 」と明かした。』
とあります。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/12/05/kiji/K20151205011628520.html
( アクセス日 / 2017.3.10 )
プレミア12に続き
再度就任した
奈良原浩 コーチ,
大西崇之 コーチ,
志田宗大 スコアラー。
この人選を見ると
この 3氏の再入閣を前提とした
発言のようにも思えます。
でも
いくら有効な作戦や情報を提供しても
選手に実行できる技術がなければ
意味がないので
最終的には
選手の技術や能力になります。
したがって
日本人選手のレベルが高いことは
間違いありません。
しかしやはり
情報なしに力まかせで
“ パワー・ベースボール ” を
展開しても
メジャーリーグの一流クラスの
身体能力には及ばないと思います。
昔の大リーグやキューバ選抜と
日本の対戦のような
状態になってしまうでしょう。
なので
日本が2次リーグを通過できた
要因の一つには
スコアラーの情報力 があるのかなと
思いつつWBCの試合を見てました。
で,スコアラーが誰なのか調べると
現役スコアラー 志田宗大 氏 でした。
志田 宗大( 選手時代 )
~ 関連記事 ~
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/02/25/kiji/20170225s00001004138000c.html
( アクセス日 / 2017.3.10 )
- ニッカンスポーツ・コム( nikkansports.com )
- 2017年2月25日
http://www.nikkansports.com/baseball/wbc/2017/news/1783733.html
( アクセス日 / 2017.3.10 )
新聞記事には選手や首脳陣の
情報は載りますが
情報収集している
スコアラーの情報が載ることは
あまりない ので
影の存在ではありますが
チームの勝因の一つとして
重要なポジションである
スコアラーについて
興味があったので
注目してみました。
それからこれは
まったくの憶測ですが
今回のWBCで
イスラエルが意外と強かったのは
諜報術に長けた
イスラエルだからかな???
なんて思ったりもしましたが
情報の質も違うものだし
まあそれはないかな・・・。
野球以外 においても
どの社会でも同じだと思いますが。
信頼性のある情報があると
行動するときに安心します。
今の社会 はどちらかというと
“ 過情報 ” ですので
情報の取捨選択能力 が求められます。
“ ID野球 ”( Important Data )
という言葉が流行しましたが。
日本プロ野球 が
レベルアップ したのは
選手の体力面での技術向上以外に
個々の選手がデータを理解し
活用できる能力も向上
したのではないかなと思います。
つまり
日本が世界で勝つには
“ シンキング・ベースボール ” が必要 で
選抜メンバーにはそれができる
というか器用で応用が利く選手を
集めたんじゃないでしょうか。
また
TVの解説 でも
原辰徳 元監督 が
元・侍ジャパンの優勝監督らしく
一見平凡に見えるセカンドゴロや
結果はアウトでも
右打ちしたことといった
地味だけど細かいチームプレーを
重要視していたことなど
随所で
シンキング・ベースボールの
重要性と日本チームの戦い方 を
視聴者にわかりやすく解説
していたことが
視聴者にも野球の見方を向上させ啓蒙し
観戦をより面白した と思います。
でも野球を見るの久々ですが
原辰徳 元監督って
現役の頃から見てますけど
姿といい,声といい
ジェントルマンな感じといい
石坂浩二 氏 と同じように
全然年取らないですよね―。
いまだに
ジャイアンツの若大将 でも
十分通るような気がしますよね。
なんか
松井秀喜 氏 のほうが
年上のような感じもするくらい
若い!
― 感心するところが
違ってしまいましたが ―。
今後のWBC。
侍ジャパンには
選手以外に裏方の力もある
ということを見ながら
応援したいと思います。
以上
読んでいただき
ありがとうございました。