えかきのまどや雑記帳

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ゴジラ対メカゴジラ 批評

ゴジラ対メカゴジラ考 序説

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怪獣特撮映画は

怪獣の特撮シーンと

人間のドラマとで構成されています。

 

映画『 ゴジラ対メカゴジラ 』での

人間側のドラマは

宇宙人とロボット怪獣の脅威から

沖縄(日本)を守るために

伝説の守護神キングシーサー

復活させるべく

謎解きサスペンスと

復活を阻止する宇宙人とで展開する

スパイアクション的な

構成になっています。

 

この映画の 監督 である 福田純 氏 は

「 若大将 」コント55号のシリーズ

「 100発100中 」 など の

監督も手掛けていて

本作品では福田監督お得意のアクションと

無駄な明るさが随所に見られ

ドラマ部分は福田テイスト全開です。

 

なお 「 100発100中 」

宝田明 氏 が扮する

アンドリュー星野 が活躍する作品で

ゴジラ FINAL WARS

宝田 氏の銃撃戦のシーンで

リスペクトされています。

 

怪獣の特撮部分では

ドラマ部分で

あれだけキングシーサー

引っ張っておきながら

あの弱さはないだろうと

キングシーサーファンとしては

不満が残ります。

 

キングシーサー

古代琉球のアズミ王族の守護神

伝説の怪獣 です。

ストーリーの展開上

さぞかし強いのだろうと

期待をさせつつも

満を持して出現し

メカゴジラを相手に戦いますが

アンギラスよりは善戦したものの

弱い印象が残り

影の薄い存在の怪獣に

なってしまいました。

 

 

メガゴジラの強さを引き出しつつ

キングシーサーの神秘性と強さを

引き出すには

メカゴジラゴジラを戦わせ

ゴジラが劣勢になったとき

キングシーサー復活の謎が解け

「 ミヤラビの祈り 」の唄を受けて復活し

ゴジラに加勢して

メカゴジラを撃破する

というような

展開をとりたいところですが・・・。

 

そういった演出は

残念ながらとられませんでした。

 

そして

キングシーサー復活のための

“ ミヤラビの祈り ” の唄・・・

ね・・・。

 

怪獣の登場シーンにかかる曲について

過去の作品を振り返ると

モスラの唄キングコングの唄 では

南方系の原住民の祈りの画面に

曲がマッチしてます。

 

ゴジラ対メカゴジラにおいても

メカゴジラの登場シーンや

琉球風のBGMなど

佐藤勝 氏の音楽が映画全体とマッチして

功を奏しています。

 

一方

ミヤラビの祈り の唄は

舞台の沖縄にマッチした

三線(サンシン) や 三板(サンバ)

などを使った琉球音階で聞かせる

音楽か思いきや

何と

舞台とミスマッチの

謡曲のような唄であり

しかも 2番までフル

那美 役の ベルベラ・リーン

歌いきってしまいます。

 

そこまで手間かけて呼び起こしたのに

キングシーサー の

いてもいなくてもいいような

残念な存在・・・。

 

と,あくまでも

キングシーサーびいきの

個人的意見であり

「ミヤラビの祈り」の唄についても

賛否両論あるところですが

ドラマのこの部分の演出が

かなり冗長であり

もう少し何とかならなかったのかな…

といった感想を持ちます。

 

しかし

キングシーサー

いよいよ眠りから覚めるシーンの演出は

この作品の “ キモ ” であり

監督の主張が全面に出る場面です。

 

ということは

ミヤラビの祈りの唄 を

フルでたっぷりと聞かせたい という

福田監督の強い思い入れ があったことと

キングシーサーが強すぎてはいけない理由

あったのでしょう。

 

 

でも

僕はこの映画が大好きで

メカゴジラ現る 」

CDでよく聞いてましたし

たぶんゴジラ作品では

一番多く観ていると思います。

 

ただ

これは本編には

使用されていませんので

” セーフ ” なんですが

” 名曲 ” メカゴジラ現る 」

歌詞をつけて

これまた ベルベラ・リーン が歌う曲

メカゴジラをやっつけろ 」

・・・

これは ” いけません ” でしたね。

 

 

ミヤラビの祈りの唄が長いことと

キングシーサーが弱いことに

若干の不満はありますが

好きな映画の一つです。

 

何がいいのかというと

メカゴジラ岸田森 氏 の

強さカッコよさ に尽きます。

 

ドラマは 岸田森

特撮は メカゴジラ

 

この二つのキャラが

際立った作品

彼らに全部持って行かれた

と言っても過言ではないでしょう。

 

一番の見どころ

彼らの登場シーンと

相手を蹴散らすシーンです。

 

岸田 氏の場合は

黒のコートとサングラス姿で

主人公たちに

「フリーのルポライター

 いや,トップ屋といった方がいいかな。

 まぁ,何分よろしく。」

と自己紹介する

今後の展開に何か絡んできそうな

怪しげな男の登場シーンと

その謎めいた男が

主人公のピンチの場面で駆けつけ

宇宙人を蹴散らした後

「インターポールの捜査官,南原です。」

正体を明かすシーン!

これが何ともシビレます。

 

メカゴジラ の場合は

佐藤勝 氏 の 

メカゴジラ現る 」のBGMに乗って

ゴジラからメカゴジラに変化し

正体を現すシーン

こちらも

佐藤 氏の BGM と相まって

ゴジラキングシーサー相手に

全兵器を乱れ打ちして

これまでの最強の敵役怪獣である

キングギドラ以上の破壊力を思わせ

その凄さを印象付けるシーンは

もう鳥肌ものですね!

 

では

期待外れだった

キングシーサーは何故強くないのか。

 

この理由を

次回に考察していきたい思います。

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以上

読んでいただき

ありがとうございました。