★ のまどや 雑記帖 ★

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崖の上のパイレートマン !!

さて
キン肉マン 268話 ですが


オメガの民の希望であった
火事場のクソ力でしたが

 

パイレートマンの今の力でも
あっさりと受け止めきれてしまうほど
彼にとっては
平凡なパワーであったことを知り
火事場のクソ力への
期待値が高かった分
幻滅も大きいようです。

 

パイレートマンのその落胆は
スグルへの怒りへと変わり
失望による哀しみに満ちた
その腕で
猛ラッシュを仕掛けます。

 

そして
カナディアンマン同様
スグルを処刑せんと

 

我々を騙した詐欺師は
黒海の藻屑になれとばかりに
ブラッドオーシャンスプラッシュで
断崖に建つ
スワローズ・ネストの崖下へと
投げます。

 

これでスグルも
万事休すかと思いきや
間一髪
崖の岩につかまり
転落を免れました。

 

ここで
最後の煽りにもある
「 崖っぷちからが
  この男の真価 !! 」
とあるように
次回はスグルが
スワローズ・ネストの崖から
生還するんだろうと思います。

 


今回 パイレートマン 
ジョリー・ロジャーの裁きにより
スグルを崖下へ投げ捨てましたが
なぜ投げ捨てたのか
という疑問です。


スグルが
自分たちをたぶらかしていたと思って
怒りに満ちていたのなら
その処刑は
確実に仕留めることのできる
セントエルモスファイヤー
カナディアンマンのように
真っ二つにすることを
選択しそうですが


敢えて確実でない
海へと投げる方法を
選んだということです。


パイレートマンの本心には
スグルの火事場のクソ力が
まだ完全でなく
さらに進化する可能性を
秘めていると
判断したからではないでしょうか !?


ネプチューンマン
相手と組んだ瞬間に
その実力を把握したように
パイレートマン
スグルと手を合わせたときに
その無限のパワーを感じ取り
それを引き出させるための
手段として
カナディアンマンを侮辱して見せ
友情パワーを発動させたんだろうと
思います。


しかし
まだまだ覚醒していないと判断して
這い上がって来ることのできる
投げ捨てるという方法を
選択したのかな !?
と感じ取れます。

 

そして
最後の一コマの
パイレートマンの台詞
「 この男・・・! 」 です。

 

・・・に入るものは
パイレートマンが何を思ったかの
感情ですが

 

「 この男
  見立てのとおり
  やはり只者ではないな !」
といったような
期待を込めた感情
おそらく入るんだろうと
思います・・・。

 


ところで
アンドレ・ザ・ジャイアント 
スタン・ハンセン といった
大型レスラーは
リング外では紳士といいますが

 

パイレートマンも
カナディアンマン戦こそ
残酷でしたが
このスグル戦では
ジェントルマンぶりが
ところどころに見られます。


悪魔超人でいうと
サンシャイン 
悪魔と言いつつも
実はいい人(超人)ぶりが
にじみ出ていて。
残虐な技を多く持っている
にもかかわらず
シングマン戦でも
“ 遠く彼方へ投げ飛ばす ”
といったフィニッシュが
冷酷に徹しきれていない
サンシャインらしく
またそこが魅力でもあります。


パイレートマンにも
その辺が見え隠れするんですよね!


パイレートマンのキャラ設定
大型超人をモデルとすれば


バッファローマン的に
オメガファミリーではあるけれど
敵にも味方にもなり得る
孤高の超人のようにも見えますし


サタンと手を組んでいるとはいえ
残虐になり切れない
サンシャイン的な
いい人(超人)ぶりも感じます。


そしてこの先は
マンモスマンのように
正義( 今回はスグル )に
感化されながら
散ってしまうんでしょうか?


今後どのような顔を
見せてくれるのかが楽しみです !!

 


それにしてもこの試合
スグルの傷つきように比べて
パイレートマンは
ほぼノーダメージですよね。


この展開
ガンマン VS バッファローマン
ガンマンように


パイレートマンの
圧倒的な強さを見せつけておいて
意外とあっさりやられてしまうような
気もします。


でもまあ
決着は来年といったところですかね !?


今後は
スグルがどんなパワーを糧に
火事場のクソ力を
進化させるのかが焦点でしょう。


これから
スグルは崖っぷちから生還し
崖の上のパイレートマンと
再び戦い
勝利することができるのか !?

 


次回の解き明かしを
楽しみに待ちましょう。

 

 

以上
読んでいただき
ありがとうございました。