さて
キン肉マン 264話 ですが
オメガの民が求めているものが
明らかになりましたね。
これまでの話で
大方見当はついていましたが
遂に当事者 パイレートマン の口から
地球に来た三つの目的 が
明かされました。
一つ目は
風前の灯となっている
自分たちの住む星
オメガ・ケンタウリを
再興させるために
必要な力とされる
“ マグネット・パワー ” の入手。
二つ目は
オメガの民自らに活力を与え
再び繁栄させることが可能と
考えられるパワー。
“ 火事場のクソ力 ” の入手。
そして最後は
かつては地球で繁栄し支配していた
祖先たちを
“ 宇宙の辺境の地 ” へと追いやり
地球の覇者として君臨してしまった
完璧超人始祖の首領
“ ザ・マン ” をはじめ
全ての “ 神 ” を倒し
復讐を果たすこと。
つまり
オメガケンタウリという
“ 領土 ”。
そこに住む
“ 人民 ”。
そして
超人の支配者である
ザ・マン以下の神々を破り
支配権を奪取したいという
“ 権力 ”。
ということです。
領土,人民,権力 とは
いわゆる
“ 国家の三要素 ” ですね。
パイレートマンは理知的なので
紳士的に話していますが
キモの部分は
三つ目の
ザ・マン以下神々の打倒。
ということです。
マグネット・パワー と
火事場のクソ力 を手に入れ
神々を打倒 したとしたら
目的達成 で
そのままオメガ・ケンタウリに帰り
星を再興して
メデタシなのでしょうか?
いやいや
今回はパイレートマンの口から
直接明かされてはいませんが
元々は地球の支配者だったので
力を増した
オメガの民を引き連れて
地球を乗っ取りに来る
“ 地球移住計画 ” を
企てているような気がします。
六鎗客の背後に
オメガの民がどのくらいいるのかは
わかりませんが
仮に地球規模の人口が
存在しているならば
その人数が移住してくるとなると
ただ事ではありません。
移民の受入れにも
限界がありますよね。
そうなると “ 共存 ” も難しく
支配権の話になるので
“ 全面戦争勃発 ” ということです。
六鎗客の口調が穏やかになり
態度が軟化したようにも思えますが
初めに言っていた目的
「 地球の超人皆殺し 」
そして
ウルフマン が
救いの手を差し伸べたとき
ルナイト がこれを拒否して
死を選んだ理由。
さらには
神々と対極 にある
サタン と手を組んだこと。
これらの行動を考慮すれば
パイレートマンは
細かく三つの目的を挙げましたが
一言でいえば
オメガの民の最終目的 は
“ 地球侵略 ” および “ 覇権統治 ”。
これが 背後にある
大きな目的であると考えられます。
オメガの民に力を与えて
地球に攻め込まれて
戦争が勃発する前に
これを未然に防ごうとして !?
フェニックスたち神々 が
出てきたとすれば合点がいきます。
また
公平な ジャスティスマン も
オメガの民の動静を
窺っているようでしたが
彼らの最終目的が明白になれば
ザ・マンの下を離れたとはいえ
“ 地球防衛 ” の観点から
利害が一致するので
オメガの民の粛清 に
参戦するのではないでしょうか。
と,まあ
今後の展開は
僕の想像にすぎませんが・・・。
でも今の試合を見る限りでは
パイレートマンが
いいキャラしていて
ここで退場させるには
もったいない気がするし
マリキータマンや
パイレートマンが
今のように
正当性を主張していると
彼らに肩入れしたくもなりますよね。
そうなると
このあと
ジャスティスマン や
アタル兄さん が
出づらくなってしまうので
アリステラたちの最終目的が
明らかになれば
物語が大きく動くんでしょう。
このように
“ 地球侵略の布石 ” と考えると
アリステラたち六鎗客は
完璧超人の構成同様
オメガの先兵部隊 で
第二団が
次に控えているのかも !?
といったことも想像できますね!
この先は
ゆで先生のみが真実を知る領域なので
今後の展開はさて如何に!
それは
次回以降の解き明かしを
楽しみに待ちましょう。
以上
読んでいただき
ありがとうございました。