さて
キン肉マン 253話 ですが
ビッグボディ に敗れた
ギヤマスター。
ギヤマスターが懸念していた通り
宇宙に吊るされている !? 軒轅星が
ギヤマスターに
制裁を加えるかの如く
降って来ました。
ギヤマスター は
ビッグボディに問いかけます。
祖先の犯した罪に対して
オメガの民は
子々孫々末代に及んでも
なお
永遠の苦を受け
救われることがないのかと・・・。
まあ
「 人は一代,名は末代 」
と言いますが
これは
生前の行いは
その者が死んでも
代々語り継がれて
消えることがないので
悪事は絶対に働いてはいけない。
良い事をして名を残そう。
という
教訓として
引き合いに出される言葉です。
親の素行が悪かったことで
その子供が
いわれのない十字架を
背負わなければならない
といったことは
実社会でも
時々ありますからね・・・。
閑話休題。
ビッグボディ も
死んでいく
ギヤマスターの問い に
応えたい気持ちはありますが
立場上
応えることができない ので
敢えて振り切っている感じが
伝わってきます。
さらに
ギヤマスター が問いかけます。
“ 神は不公平 ” だと。
これに対して ビッグボディ。
この瞬間は
言葉はありませんでしたが。
ギヤマスターの
最期を見届けた後に
天を見て,ぽつりと
“ 神は不公平 ” だと
ギヤマスターに同情します。
このやり取りは
哀愁が漂い
一つ一つの言葉に重みが出て
心を打たれるシーンなんですが
このシーンは
ビッグボディだからこそ
感動的に締まり
説得力が増すんでしょう。
なかなか
いいシーンでしたね!
ところで
前回のヘイルマンは
死ぬ間際は
駄々っ子ようでしたが
今回の ギヤマスター は
“ 流れ星に願いを叶えて・・・ ”
なんて
かなりのロマンチストでしたね。
悪役レスラーが
リングの上では
悪行の限りを尽くしていますが
リングを降りると
ジェントルマンというのと
同じく。
オメガの民 は
リングでは
処刑だのと非常に残酷ですが
戦いの時以外では
やはり 紳士 だということが
窺えます。
この ギャップ も
なかなか
感動を誘う要素でもありますよね。
この試合
ビッグボディの初勝利だけに
終わらせず
非常に印象に残る試合でした。
ところ変わって
お次は
ゼブラ VS マリキータマン
でしょう。
前回のビッグボディ戦が
重量感のある
パワーファイトだったのに対し
マリポーサ戦とは
また違った
スピード感のある試合が
期待されます。
今回は “ さわり ” でしたが
打撃技 や 切り裂き技
そして 固め技 を
自在に操るテクニック。
さらに
心理戦 にも長けた猛者
マリキータマン ですが
カレクックから受けた
腹部のダメージが
まだ痛々しく残っています。
この傷が試合に影響してくるのか。
それと
デルモンテ城 には
どんな仕掛けがしてあるのか。
さらには
ゼブラ もまた
マリポーサやビッグボディと同じく
自然を味方に付けるのか?
色々と興味が湧きますが
それは再来週のお楽しみとして
今後の解き明かしを待ちましょう。
以上
読んでいただき
ありがとうございました。